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アクティブラーニング5箇条

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本学のアクティブラーニングの教授陣の中の一人、コミュニケーション学部の竹澤伸一教授は、毎回の授業で実施しているアクティブラーニングの心得を5箇条として提唱しております。アクティブラーニングには決まった形式はありません。仕掛け人(教師)の数だけ、アクティブラーニングは存在します。

アクティブラーニングの5箇条

1.「学生の発言」のあらゆる場面を正当に評価する 発言内容の正誤を評価するのではなく、発言に至る過程を評価する。 2.決して「言わせっぱなし」にはしない 発言内容を書かせて説明してもらう。そうすれば理解の度合いを学生自身が自己評価できる。なお、「書くための絶対的な型」は予め伝授する。間違いなく誰でも書けるようになる。この「型」は企業秘密である。 3.「答えは1つではない」ことを理解させる だから相手の考えを徹底的に聞くことを遵守させる。いわゆる「カラオケ授業」にはさせない。 4.「予習レポート」を大事にする それが、前回の授業の復習を兼ねるように設定する。授業は連続するものであり単体では存在しない。 5.学生同士、「いつの間にか仲良し」になってもらう 学生に悟られないように「構成的グループエンカウンター」の技法を導入する。なお、この技法も企業秘密である。多くの教師は以下の単純な事実に気づいていない。即ち、学生同士、仲良くなければ、安心して発言なんてできないのである。

アクティブラーニングを導入するにあたって大切な心得を、竹澤伸一教授は名古屋商科大学での講義を通して受講生に伝えています。発言率の正当な評価や聞くことの大切さ、前回までの講義の理解度などを重視して講義を進めています。まだまだ未知数のアクティブラーニングですが、その学びが必要とされる時代がここまできています。名古屋商科大学では先進的な学びを開拓し、先駆者として新しい教育を展開しています。



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