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子どもたちも求めるアクティブラーニング

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さいたま市教委が、「よい授業」とは何かを模索し、全国初となる大規模調査を実施。児童生徒が望むよい授業を成り立たせる4因子として、①授業マネジメント②基礎アップ③授業スキル④アクティブ・ラーニングであることを明らかにした。具体的には、授業中のけじめや見やすい板書、ユーモアなどだった。ごく普通の結論のようだが、調査と分析に協力した市川伸一東京大学大学院教授は、「普遍的な要素が因子として抽出できたのには、大きな意義がある」と語っている。同市教委は、市内の子どもたちの学力向上に向け、学習意欲と学力を高める「よい授業」の在り方を探ろうと、小・中学生を対象にした調査を、今春からこの秋にかけて実施。このほど、その分析結果から「子どもたちが望むよい授業」の4因子を示した。こうした趣旨の調査と分析は、全国初となる大規模なもの。 (以下略) <教育新聞(2015/12/03)より引用>

さいたま市では、このように「よい授業」とは何かを追求し、子どもたちから直接声を吸い上げ、今後どうしていくかを考えられています。
グローバル社会の中では、これまで以上にさまざまな価値観を持つ人たちと関わりながら生きていくことになります。変化の激しい時代の中でスピーディに答えを導くのは容易ではありません。そこでは主体的に議論に関わりながら、協働して問題を解決する力が求められます。社会に求められる力を自然と身につけることができる手法がアクティブラーニングです。そしてアンケート結果の示す通り、そのことに本能的に気付いている子どもたちを指導する側が「物理の勉強で人の生き方は語れない」などと思い、理想論だと諦めてはいけません。どうすれば子どもたちが社会で活躍する人材となることができるのかを私たち大人が追求しなければいけませんね。



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