2018年11月に、名古屋商科大学大学院の名古屋キャンパス 丸の内タワーにおいて、「ジャパン・ビジネスモデル・コンペティション東海北陸大会(JBMC−TH)」が開催されました。「ジャパン・ビジネスモデル・コンペティション(JBMC)」は、2011年に米国で始まった「インターナショナル・ビジネスモデル・コンペティション(IBMC)」の日本ラウンドです。このコンペの特徴は、実践性を重視している点にあります。ビジネスプランがきれいに書けているか、矛盾なく書けているか、を競うのではなく、参加者がフィールドでいかに実践をして、仮説を検証したかが問われます。新規事業の85%以上が失敗すると言われる中、実際のビジネスプランニングでも、ユーザーによる実際の体験や、市場で行う実験が重要になります。JBMC−THの優勝チームは、3月の全国大会へ出場し、全国大会で優勝すると、海外で行われる世界大会に出場することができます。
【世界大会までのスケジュール】
2018年11月23日 JBMC−TH発表会
2019年3月2日、3日 JBMC全国大会(東京)
2019年5月10日 IBMC世界大会(米国)
今大会で見事、優勝したのは、名古屋商科大学の商学部のマーケティングのゼミ(小野ゼミ)のチームです。メンバーは、下記4名です。
- 加藤優奈さん
- 宮﨑花菜さん
- 岡島光希さん
- 橋本ファブリシオ昇さん
彼らは、シルバー世代をゴールドにしたい(輝かせたい)との想いで、高齢者向けアプリの開発を提案しました。実際に、老人ホームのスタッフに提案をしてフィードバックのコメントを集めたり、マーケティング・リサーチを行ったりと、実現可能性の高さを感じられる内容でした。個々のプレゼンテーションのレベルが高く、素晴らしい発表でした。実行委員の北原先生と小山先生からは、「仮説検証の実践がずば抜けていたところが勝因です」とのコメントを頂戴しました。小野ゼミのメンバーは、3月に開催する東京でのJBMCセミファイナルに出場することになります。
是非、応援しましょう。