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アクティブラーニングの意味

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アクティブラーニングとは「参加者中心型の学修」を意味しています。アクティブラーニングでは、先生の役割は講師(レクチャー)ではなく進行(ファシリテート)となります。したがって極論を言うと、ファシリテーターはあくまで中立的な立場から議論の進行をサポートを行うことになりますので、講義中に先生が自分自身の意見を主張したりすることはありません。

一方で、いわゆる講義では「教員中心型の学修」である事が多くこの場合、先生は講師としての役割を務め、先生以外の参加者が発言するのは先生によって「あてられた」場合のみになります。この対比はもちろん極端な例でありますが、この教員中心型の学修を脱却するためには、教える側のみならず教わる側の意識を変えなければなりません。例を挙げますと...

  • 復習より予習を重視する
  • 教科書以外の教材を活用する
  • 正解探しを行わない
  • 定期試験ではなく講義貢献度を重視する

となります。現実問題として「教科書に沿って準備された順に板書しながら...」という従来の教育手法を変えるのは容易なことではありません。しかしながら、社会が求めているのはこのアクティブラーニングであり、文部科学省もその導入を推奨しているのが日本の現実です。アクティブラーニングが導入出来ない大学は徐々に淘汰されていくでしょう。



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